郷祥
力強くも、しなやかで柔らかな墨の軌跡が印象的な郷祥さん
『書道』というジャンルが現代アートと呼ばれづらい中
美術の歴史を紐解き、模索していく中で独自のジャンルを確立しています。
制作の大きなテーマは『調和』
作品たちにはその調和が散りばめられています。
こちらは、墨跡と呼ばれる、自然な墨の表情を楽しむことのできる作品です。
独自のブレンドの墨を使用し、その濃淡や、墨の流れ、乾き方など…
全ては、乾いてみてからのお楽しみ。
「個性/Individuality」
そして、こちらが現代アートとしてのジャンルを確立させた作品。
大きなテーマである調和。
それは、相反するもの同士共存すること、と考える郷祥さんは
墨と紙の、黒と白
自然的(墨跡)と人工的(幾何学)
描くことと削ること(墨を乗せた後、色を消していく)
など、様々な調和が一枚のキャンバスに描かれています。
知れば知るほど、納得すること、新たな発見をすることが多く
見れば見るほど、面白い。
そんな郷祥さんの作品は全国各地ではもちろん、海外でも
お目にかかることのできる機会がありますので
ぜひInstagramからチェックしてみてください!